公演祝い・楽屋見舞い贈り方マナー
*人気&定番のお花
会場や主催者によって、お届けの可否、設置場所やサイズの限定、配達条件などが異なりますので、まずは、事前の確認が必要です。その上で、お贈りされるお花の種類やサイズをお選びいただくことをオススメします。
胡蝶蘭は、花粉が飛ばないので衣装が汚れる心配もない上に日持ちもよく、公演祝いや楽屋見舞いにはピッタリ。大輪の華やかなピンクのお色は、より個性的で優雅。廊下などに飾っていただいても大変豪華で際立ちます。スペースが充分にある場合にはボリュームのある5本立、あまり余裕がない場合には1本あたりの輪数が多いクラスの3本立。楽屋などには、机や棚に乗せられる程度のミディ胡蝶蘭もオススメです。
また、当店では、白の胡蝶蘭にお祝いのメッセージや絵柄をプリントした「化粧蘭」が大変人気です。とても華やかで可愛らしくもあり美しくもあり、季節感を出すこともでき、大変珍しい仕上がりでもあるため、女性の方へのお祝いの品として、ご注文を多くいただいています。
テレビやラジオなどでの出演祝いは、番組終了後にお花を片付けてしまう場合が多いため、花束やスタンド花などにされるのがよいでしょう。
*ご予算相場
3000円から15,000円程度が相場とされていますが、贈り先様にもよって金額も変わってきます。
★贈り先様別参考予算
俳優楽屋見舞い|10,000~40,000円
出演・公演祝い|10,000~30,000円
ご友人・お身内・お知合い|3,000~15,000円
連名で贈られる場合|一人あたり3,000円~5,000円
*立札について
複数の出演者や関係者の方々にお祝いのお花が届きますから、木札・紙札には「表書き/贈り主様名/贈り先様名」を目立つように記載します。お届け先が明確なお一人での公演であれば贈り先様名を入れなくでも問題はありません。
★表書き
「祝」「御祝」の他、
「祝 御公演」「楽屋御見舞」「祝 御出演」「祝 ○○公演」や「ご出演おめでとうございます」、
初日には「初日御祝」などが使われます。
★贈り先様名
特定の方に贈られる場合、札の左右いずれかに記載します。※地域によって異なります。
「松尾芭蕉 様へ」「○○公演 松尾芭蕉 様へ」
★贈り主様名
贈り先様名を入れない場合には表書きの下中央、入れる場合には札の左右いずれかに記載します。※地域によって異なります。
★立札記載例
「祝 御公演/新日本興行株式会社 代表取締役 東京太郎」
「御祝/松尾芭蕉 様/新日本興行株式会社 代表取締役 東京太郎」
「初日御祝/東京太郎」
*メッセージ文例
「このたびは○○公演への御出演の由、誠におめでとうございます。
公演の成功と今後一層ご活躍をなされますようお祈り申し上げます。
新日本興行株式会社 代表取締役 東京太郎」
「松尾芭蕉 様 ○○公演おめでとうございます。いつも応援しています。頑張ってください! 東京太郎」
「太郎ちゃん ○○公演へのご主演おめでとう! 今までの努力が実りましたね。
期間中には、必ず拝見に伺わせていただきます。 花子」
*お贈りする時期
公演やお芝居などの行われる会場へのお届けは開場の2~3時間前が一般的ですが、お花の種類やお届けの時間帯等に制限がある場合がありますので、事前に会場・ホールへお問い合せください。
テレビ、ラジオ番組等の出演祝いの場合は出演日に合わせて届くようにご手配ください。
なお、大きなホールやテレビ局・ラジオ局などは住所だけではお届けまでに時間が掛かる場合があります。贈り先様名の他、公演や番組名、劇団などもご記載いただくことをオススメします。