結婚式・結婚祝い

2015/02/21

結婚祝いの贈り方のマナー 胡蝶蘭、フラワー、観葉植物

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*ご予算相場

相場は5,000円から50,000円程度。贈り先様とのご関係によっても異なってくるかと思います。 お金を包む場合には、偶数は“割り切れる=別れる”ということからご結婚のお祝いには避けられますが、お花の場合は特に気になさることはありません。お花の他に、お金を包まれた場合や会費を払われる場合には、そちらを含んだ全体の金額で割合をご検討なさるのがよいかと思います。


*人気・定番のお花

胡蝶蘭の花言葉は、「幸運が飛んでくる」。豪華で高級感もあり、ご結婚にピッタリのお花。中でも、“白”胡蝶蘭は「清純」という花言葉を持っており、花嫁の花としてウェディングブーケにも利用されています。サムシングブルー(*)にちなんで、ラッピングにブルーを用いられるのもよいですね。また、高貴で清楚な雰囲気をもつ“ピンク”は、その花姿に由来し「あなたを愛します」という花言葉。花嫁への贈りものにはピッタリのお花ですね。

*)結婚式の時に花嫁が身に着けると幸せになれるといわれるおまじない「サムシングフォー」のひとつ。 青は誠実さを表す色として知られ、花嫁の純潔を象徴するといわれています。

胡蝶蘭用の特殊な顔料を使用して、白の胡蝶蘭にお祝いのメッセージや絵柄をプリントした「化粧蘭」は、見た目にも大変珍しく華やかで結婚式やパーティのお祝いにはピッタリです。

披露宴やパーティの会場に贈られる場合には、あまり大きい物だとお持ち帰りが大変ですので、小ぶりなミディ胡蝶蘭もオススメです。

その他、お二人のご新居に合わせた「観葉植物」も人気の定番フラワーギフトです。


*立札について

木札・紙札の場合、基本は「表書き/贈り主様名」とします。贈り主様のお名前を分かりやすく目立たせるためにシンプルに。

★表書き
「祝」「御祝」の他、
「祝 御結婚」「御 結婚祝い」「寿」「御慶」などが多く使われます。

★贈り主様名
表書きの下中央または左下に記載します。

★立札記載例
「祝 御結婚/新日本興行株式会社 代表取締役 東京太郎」
「寿/東京太郎」


*メッセージ文例

離婚や再婚をイメージさせる「忌み言葉」や「重ね言葉」を入れないように。さらに、句読点は終わりを意味するといわれますので、こちらもメッセージ文に入れないようにご注意ください。

忌み言葉
別れる/切る/離れる/割れる/嫌う/飽きる/衰える/おしまい/終わる/閉宴/壊れる/欠ける/破る/裂ける/失う/出る/逃げる/帰る/戻る/返す/消える/絶える/遠のく/流れる/去る/悲しむ/冷える/色あせる/移る/変わる/浅い/薄い/滅びる など

重ね言葉
わざわざ/いよいよ/再度/再び/またまた/たびたび/しばしば/再三/返す返す/ますます/くれぐれ/重々/重ね重ね/重ねて/次々/繰り返し/相次いで/いろいろ など

文例

「芭蕉くん 花子さん ご結婚おめでとうございます 明るく楽しい家庭を築いて下さい 東京太郎」

「ご結婚誠におめでとうございます 心からお祝い申し上げます 
お二人のこれからのご多幸とご健勝をお祈りいたします 東京花子」

「ご結婚誠におめでとうございます お二人の人生にとって最良のこの日を心よりお祝い申し上げます 
末永く幸多かれとお祈り申し上げております 花子」


*お贈りする時期

ご自宅にお送りする場合には、挙式の二か月前から一週間前までの間、特に「大安」「先勝」などの吉日が好まれます。
お式に招待されていない場合には、先様に招待をしなかったという気遣いをさせないためにも、結婚式当日または数日後といったやや遅めの時期に届くようにします。その際には、新婚旅行に出かけてしまい留守にされることもありますので、事前にお届けの希望日を確認しておくのがよいでしょう。

結婚式場に贈る場合は、式の開始前に届くようにご手配ください。お花を送りたい旨を、事前に式場・会場にお問い合わせをされるのがよいでしょう。


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